表現のつまみ食い

表現のおいしいところをつまみ食いするエッセイです。

哲学

惨めさから学んだこと

失敗からしか学べないことが多い。 せっかくなので、頭に残すだけでなく、書きつづってみた。 畳み掛けても何も出ない 気長に待ってひとりでやらないと何も身につかない 冷静な判断は余裕な気持ちから とにかく栄養バランスと質の高い睡眠を これをやってみ…

蛇足が鍵となる(青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない)

なんだあの最終回。序盤から高評価だったのが最終回で低評価に変わるとはあのことだったかもしれない。 でも今だから言える。あの最終回が映画では重要だった。 思春期症候群と出会った女性 思春期の悩み。それが思春期症候群という病魔として現れる。病魔を…

3つの写真家

写真家になりたい。そんな話をしたら、突き落とされることもあったが、何度か助けられた、とあるクリエイターとお会いできた。今回も相談に乗っていただき、貴重なお話を伺うことができた。内容は変わらず写真家についてだ。 商業の王様は誰か 報道、商業、…

会社人間

会社人間。そんな言葉が嫌いだった。会社にすべてを捧げ、愛すべき家族はほったらかし。そんなことを想像していた。 そんな長年会社で活躍されていた方が先日亡くなった。あまり実感はなかったものの、葬儀の場に居合わせて真実を突きつけられるようだった。…

強くなりたいか(はじめに 2019年版)

もうすぐ1年。ブログを開設してからそのぐらい経ったが、気分的には5年いや10年ほど経ったようだ。 その一つは変わったことを実感しているからだろう。このブログだけ見るとタイトルが「鉄道だけじゃない」だったのが、「表現のつまみ食い」と落ち着いた。著…

長距離選手の褒め言葉(風が強く吹いている)

「走。長距離選手に対する一番の褒め言葉、分かるか?」 蔵原走(以下、カケル)に語りかける清瀬灰二(以下、ハイジ)。何気ない会話だったが、このシーンが1番記憶に残っている。 答えは「早さ」かと思った。最近は監督の指導方針といった技術的な面を多く…

なぜこの曲が人生を変えたのか(朝焼けのクレッシェンド)

人生を変えた一曲。あの曲のお陰で励まされたり、後押ししてくれたり。大げさかもしれないが、誰しもが一曲はあるだろう。「朝焼けのクレッシェンド」はそんな一曲である。 「朝焼けのクレッシェンド」は、「アイドルマスターミリオンライブ」のキャラクター…

見えない鎖

カメラマンを目指して日夜模索している。模索しているが、その道のりは非常に厳しいものである。登山で例えると険しい山頂を目指しているが、登山道以前に登山口がどこなのかもわからないのだ。例え見つけたとしても登山が出来ているかもわからないので、そ…

原点とはなにか

アニメ「色づく世界の明日から」の舞台である長崎。アニメ放映前に訪れたことがあり、舞台と知ったとき不思議と親近感があった。 そんな長崎は開国の街でもあり、写真発祥の地でもある。開国したばかりだったこの街には外国人が多く、当時は日本にいなかった…

乗り越えた先の喜び(色づく世界の明日から)

まだまだ語り足りない。アニメ「色づく世界の明日から」が完結してブログを1つ更新してみたが、不完全燃焼な思いが残り、また1つ書くことにした。断片的に書きたいことはあったが、どうもまとまりがないと感じ、もう一巡して話を再度整理してみることにした。…

閉じ込んでいたのは少女だけではない(色づく世界の明日から)

魔法は一種の才能である。さらに付け加えると物語では、魔法使いが特別扱いになることがなく、絵を描いたりするのと同じことが多い。 例えばジブリ作品の「魔女の宅急便」。魔女のキキは箒で空を飛べるが、街の人たちはどういう様子だっただろうか。 今まで…

王座に君臨する舞台少女(少女☆歌劇レヴュースタァライト)

初めから首席に君臨する者とはどんななのか。そもそも物語にはこのようなキャラクターが主役には来ないせいか、イメージが湧いてこなかった。首席を維持するより、首席を奪おうとする方におもしろさがあると思う。 ただアニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライ…

夢があるからこそ(少女☆歌劇レヴュースタァライト)

たまたまニコニコ動画のランキングを周回していた。ちょうどアニメ作品の入れ替わりだったため、見逃したアニメを探す機会にもなった。 そして面白いものを発見した。男性には馴染みがない歌劇だが、先行きが気になるおもしろさがあった。気が付けばはまって…

書いていてふと思ったこと

物語はアニメでよく見る。でも読書で触れる機会は意外と少ない。月に1冊読んでいればいい程度だろう。 どちらかというと対談や哲学書を結構読んでいる。強いメッセージもそうだが、人と接するときの姿勢も見受けられる。そして自分が話を聞いているような感…

共通するメッセージを探して(はるかなレシーブ&Free!-Dive to the Future-)

暑苦しい夏も終わり、季節が涼しい秋になってきた。7月から始まった夏シーズンのアニメも山場を迎えるのもあれば、既に最終回を迎えたものもある。 前シーズンを終えたあとも再放送として放映しているウマ娘。未だ熱が冷めきらず、二周目にも関わらず、春シ…

投稿500を越えて

18時と20時。この時間帯に毎日のように写真をInstagramにて投稿している。初めてから1年を迎えた一方で、投稿数がついに500を越えた。 そもそも Instagramとは何か。これはSNSのひとつで、主に写真、文章、それらに関連するタグを合わせて投稿する。ここでは…

徒然草の入口は「花ざかりWeekend✿」

4人の成人女性で結成された4Luxury。彼女らが歌う「花ざかりWeekend✿」は同世代に向けたような歌だ。昼は普通のOL、夜は輝く女性に変身する日常が描かれている。 この歌詞には徒然草、特に第百三十七段を参考とされているようだ。入門書として読破した「すら…

古典の入口は4Luxury

4Luxuryと聞いてなんだか大人ぽい感じがする。 それもそのはず、このユニットはアプリゲーム「アイドルマスターミリオンライブシアターデイズ」内で20歳以上のキャラクターだけで構成されたものだ。数少ない成人キャラクターだけなのが話題を呼び、未だに人…

四月は君の嘘第1巻

久しぶりに漫画を手にしてみた。漫画にも興味を持つがアニメの高評価だった作品を選んでいる。年4シーズンが目まぐるしく変化するアニメ作品だが漫画の購入は決まって年1作か2作程度にとどまっている。 漫画を買うとアニメとの違いが気になる。これは無理も…

身近な言葉の深層

「どこに置けばいいですか?」 「そこに置いて」 指示語だけの伝達は困る。脈絡があるならまだ助かるが「そこ」の二文字だけ。全く分からない。 指示語には省略された言葉が含まれている。場所であったり、時間であったり、状態であったり。盛り過ぎも良くな…

感謝が人を呼ぶ

「いただきます」と「ごちそうさまでした」を言わなくなった日を覚えているだろうか。問いかけた本人も覚えていない。気が付けば周りに流されるただ食べるだけの人間になっていたのだから。 美味しいお蕎麦と天ぷら 先日祖母と食事をご一緒した。年々衰えて…

勝利への執念

戦いにはドラマがある。不敗神話も面白いが敗者に陥ったときも興味深い。連勝を知る敗者にも勝者に戻れるチャンスだってあるのだから。 競馬にもそんなドラマがあった。何度も苦しい状況に陥っても立ち上がる。そんな物語を紹介したい。 皇帝を継ぐ帝王 トウ…

アイディアの導入

困ったことがある。長文が書けない。 先日参考書に「書くことは質より量」の一文を目にした。それに感激を受け、早速このブログに取り入れることにした。 しかし進みが悪い、書き終えたものの量が足りない、何とか完成させたが指定の量には届いていない。道…