表現のつまみ食い

表現のおいしいところをつまみ食いするエッセイです。

アイディアの導入

困ったことがある。長文が書けない。

先日参考書に「書くことは質より量」の一文を目にした。それに感激を受け、早速このブログに取り入れることにした。

しかし進みが悪い、書き終えたものの量が足りない、何とか完成させたが指定の量には届いていない。道具を変えたぐらいで飛躍的な成果には繋がらなかった。

 

不安の深層

浮かび上がる書くことへの不安。解消に向けて整理したところまず増量への意識を挙げた。

従来の倍という急激な増量。不覚にもその対応が出来ず意識を取られてしまった。おまけに指定の量にはたどりつくことが出来なかった。

でも本当にそれだけなのか。何か忘れている。

今回、公開という目標は達成。次に増量だが目標の8割増加に成功。完全達成には至らなかったものの増量という名目は果たした。

不安に埋もれた肯定項目。意外と忘れやすい。

 

書き方の改善

文章の増量以外にも根本的な部分に目を向けた。それが長文を短文とすみ分けてしまったことだ。その為斬新さを求め、既存のアイディアを取り入れなった。

でも長文と短文に書く境があるのだろうか。

同じ書くこと。疑問に思い書物を読み漁った。思ったのがメリハリがあることだ。見えない項目ごとにちゃんと区切りがある。区切りがあるのにどんどん次のページへいきたくなる。この区切りがあることに心地良さを感じた。

初めての作業には不安が付き物だ。そんなときは真似することを心掛ける。作業の効率的な方法は既に開発されているのだから。

でも自分にも既に習得したものがある。その時は良いと思った部分だけを取り入れる。この取捨選択こそが自分の作業をより効率的に進めてくれるのだから。

 

最善の方法

ひとつのことに囚われてしまい見失っていたものがあった。それは今まで築き上げた方法を自分から否定したことだ。やり方には人それぞれの価値観がある。そういう価値観と向き合うことで新しい方法が身につくのだと。