変わらないものを探して(武蔵野八景)
西武線の主流は3つ扉の電車だった。しかし乗降時間を短縮できる4つ扉の電車に変わり、数も減っていった。そんなかつての主流が今でも現役だ。
3つ扉の新101系
西武多摩川線、多摩湖線、西武園線。この3つの路線で3つ扉の電車を見ることができる。車両はかつて池袋線などの主流路線で活躍していたが、現在はこの路線にとどまっている。
もどかしい構内踏切が今でも現役
訪れた路線はバラバラだ。多摩湖線と西武園線は平行していて、西武多摩川線は他の西武線との接続が全くない。
ただ共通点があるようだった。電車を降りても改札に行けない構内踏切があったり、自然豊かな公園が残っていたり。
どこか変わらない日常が続いている。大きな変化がなく、普遍的なところがバラバラの路線をひとつと思わせていた。
変わらないものがいつまでも続いて欲しい。そんな日々の何気ないシーンを写す日常ものを考えてみた。
高架工事中の東村山
変わらない路線。でも、変わろうとしていることがある。