表現のつまみ食い

表現のおいしいところをつまみ食いするエッセイです。

意外とそばにある魅力

理想の自分。色々と考えてしまうことがある。

憧れで止まってしまうこともある。願望が強く理想へ向かおうとすることもある。案外別の形で手にしていることもある。

でも本人は手にしていることを知らないまま追い続ける。無いものをねだるように。

 

アクティブなアイドル 高坂海美

1周年を迎えた「アイドルマスターミリオンライブシアターデイズ」。女性アイドルをプロデュースするゲームとリズムに合わせて遊ぶゲームを合わせたものだ。事務所に所属している52名のキャラクターをプロデュースする。上は24歳、下は10歳と幅広い年齢層となっている。

その中に高校生ながらもかなりアクティブなアイドルがいる。それが高坂海美だ。

好奇心旺盛で常に動き回らないと死にそうなほどだ。事務所では同年代のアイドルより小学生アイドルと遊ぶことが多い。台詞は基本的にウキウキするように喋る。そのせいかこっちも楽しい表情になって来る。

元気溢れるアクティブなアイドル。なんだかプロデュースする立場も嫌なことを忘れて元気が出てくる。

 

理想に向かって一直線

アクティブなのはそれだけではない。彼女には女子力の高いアイドルを目指している。

元々女子力の高いアイドルに憧れてこの業界に入った。女子力とはとにかく可愛い女の子だと推測している。ただ本人の基準が曖昧でたまに困惑することもある。

女子力の為なら何でもやる。慣れない可愛い服を着たり、料理に挑戦したりもした。しかし友達に笑われたり、思いのほか不味かったりと上手くいかないようだ。

でも彼女は諦めることが無かった。自分の追い求める理想に近づくためには挑戦をし続ける。そういう一直線なところもアクティブな海美が出来る技。理想へ一直線に向かう姿も興味深い。

 

一番の魅力

でもあえてこれだけは言いたい。

好奇心旺盛なそのままの姿でも十分可愛いと思う。何故ならそういうところが彼女の一番の魅力なのだから。