表現のつまみ食い

表現のおいしいところをつまみ食いするエッセイです。

クラスのアイドル?それとも妹系?(高坂海美)

 しばらくガシャを回さなくても大丈夫。ゲーム「アイドルマスターミリオンライブシアターデイズ」では、重要なアイドルのカードがガシャで手に入る。ランダムのため担当("推し"のことを示す)アイドルを引くのは至難だが、担当である田中琴葉高坂海美のレアリティの高いカードは既にある。

 そんなガシャを回さない休暇期間に、あるツイートが出てきた。高坂海美のリアリティの高い限定カードが登場する情報だ。

 

 高坂海美とはどんな少女なのか。一言で言えば人一倍元気な少女である。ゲーム内では随一の元気なキャラクターで、いつも熱苦しくない程度の熱さで接する。たまに行き過ぎて手に負えないこともあるが、そういうのを含めて可愛いのだ。

 そして男女構わず声をかけてくる。特に異性への隔たりを感じさせずに、熱く語りかけてくる。この部分はとても親しみやすさを感じる。まさに美しいとは違うベクトルの、クラスのアイドルであろう。

 

 一方こんな話もある。女性プロデューサー("プレイヤー"のことを示す)なら妹系だよね。

 これは少し意外だった。そもそも男性主人公の作品では好感度は高いが大人しい妹か、好感度が極端に低く軽蔑するような妹が多い。そのためこの元気な妹にはちょっと意外だった。

 ではどんなところが妹なのか。少し考えてみることにした。

 まず元気なところであろう。同性の元気に接するところはどこかヤンチャな妹の雰囲気がある。ちょうどアニメ「私の前に天使が舞い降りた!」でもこのような妹キャラがいたので、以前と比べてすんなり理解できた。

 ただそれだけではない。彼女も女の子になろうとしている。同級生に合わせるように普段とは違う可愛い服を着たり、料理に挑戦したりもした。でもどれもうまく行かず、彼女らしい可愛さはまだわからないようだ。

 そして失敗して落ち込んだ彼女は、プロデューサーに相談してくる。姉に困ったことを聞きに来て、励ましたくなる様子にも思える。ここがもうひとつの妹系になる要素かもしれない。

 

 さて15時にガシャの内容が更新された。一目散にログインを済ませ、ガシャを回し始めた。その後ガシャに関することは、一切口にすることはなかった。