表現のつまみ食い

表現のおいしいところをつまみ食いするエッセイです。

真面目なアイドル

しらすプロデューサーお疲れ様です。

何かお手伝いすることはありますか?

 

これはアイドルマスターミリオンライブ シアターデイズというゲーム内の台詞の1つ。

このゲームはアイドル育成ゲームとリズムゲームを合わせたものだ。

総勢52名と多種多彩なアイドルを育成することが可能。

またゲーム内の報酬アイテムや課金アイテムでアイドルの衣装を入手することが出来る。

ゲームの他、楽曲のダンスムービーを見ることが出来る。

52名のアイドルを自由に編成して、入手した衣装を着せ替えて、オリジナルのユニットをつくり、楽曲を踊る。

その自由度の高さが基本無料で遊べるから驚愕する。

ちなみにアイドル育成ゲームの為、主人公はプロデューサーだ。

好きなアイドルはファンでは無くプロデューサーの立ち位置で語ることが多い。

例えば田中琴葉が好きならば「担当は田中琴葉」と言った感じになる。

 

先程挙げた田中琴葉

彼女は52名のアイドルの中の1人だ。

冒頭のセリフも彼女のものだったりする。

彼女はこのゲーム内で最後に登場したメンバーだったりもする。

赤毛のロングストレートで身長は割と平均的だ。

真面目なキャラクターでファンの間では委員長と呼ばれたりこともある。

その一方で完璧を求めて不器用な一面が出たりもする。

 

このゲームの中で1番好きなキャラクターは田中琴葉だ。

何故彼女を1番に選ぶのか。

それは彼女の真面目なところだ。 

先日、灼熱少女(バーニングガール)という彼女がリーダーを務める5人ユニットのストーリーが配信された。

 その際、リーダーとして完璧を求める場面があった。

そのことが自身を追い込んでしまい、徐々に悪い方向に流れてしまった。

こういう不器用なところも彼女の真面目さ故の過ちだろう。

しかし、その流れを止めたのはプロディーサーやメンバーであった。

プロデューサーが主体となって行動した。

メンバーはフォローを入れるが、自分の気持ちを正直に打ち明けたりした。

そのことが彼女、そしてメンバーが前向きに立て直した瞬間となった。

お互いに高めあう中、自分も成長するそんなことも感じた。

 

真面目なキャラクター。

それ故の不器用な失敗も多い。

でもプロデューサーや仲間がちゃんと道を示してくれた。

そうして彼女自身の成長にも繋がった。

その一連の変化に感動した。

だから目が離せないのかもしれない。